作業メモ:Oracle インストールと各種設定

Oracleをプロジェクトで使用する機会があった為、毎度躓く導入部分をまとめておく。

まずはORACLE DATABASEのインストール。
導入マシンは32ビットOSであるが、以下のサイトの手順で問題ない為、その通りインストールを行う。
http://knman.sakura.ne.jp/wordpress/?p=1167

さて、インストール後は、各種設定ファイルを修正します。
GUIでも設定は可能ですが、不要な設定までされてしまう為、ファイルを直接修正します。

■ listener.ora(静的構成)<リスナー名> =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = <論理IPアドレス>)(PORT = <ポート番号>))
)

SID_LIST_LISTENER =
(SID_LIST =
(SID_DESC =
(GLOBAL_DBNAME = <インストール時に指定したSID>)
(ORACLE_HOME = <オラクルインストールディレクトリ>)
(SID_NAME = <インストール時に指定したSID>)
)
)

■ tnsnames.ora<ネットサービス名> =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = <論理IPアドレス>)(PORT = <ポート番号>))
(CONNECT_DATA = (SID = <インストール時に指定したSID>))
)

■ 接続確認
$ sqlplus /nolog ⇛ 又は、sqlplus <ユーザ名>/<パスワード>@ネットサービス名
$ conn <ユーザ名>/<パスワード>@ネットサービス名
※ sysdba権限でアクセスしたい場合は、ネットサービス名 as sysdbaとすれば良い。

■ オラクルサービスの確認
アクセス出来ない場合は、色々問題がある為、一つづつ片付けていくこと。
まずは、ORACLEサービスが稼働していない事もある為、以下のサービスが稼働中である事を確認する。
1.オラクルデータベースサービス「OracleService
2.リスナーサービス「OracleOraDb11g-home1TNSListener」

■ リスナー状況の確認
$ lsnrctl status

結果が、unknown等であれば、設定ファイルに誤りがある為、以下のサイトで対処する。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0906/15/news095.html

<クライアントマシンの場合>
クライアントの場合、Oracle Clientを導入し、ネットワークツールをインストールする。
その後、tnsnames.oraを該当ディレクトリに配置すれば接続可能になる。