学習メモ:AWS × WordPress環境構築(Part.1)

下記エントリを参考に簡単にWordPressが稼働する環境を構築してみる事にしました。
※目的は、AWSインスタンスを生成し、その上にWordPressを実際に載せる事を目的にやってみました。

まず、参考にしたエントリ
http://8bitodyssey.com/archives/3344

以前、MAMPの上にWordPressを実際に載せ、ローカル環境で雰囲気を掴んだ事があるが、
今回は、実際にAWSインスタンスを生成する訳なので、初体験。

さて、簡単な手順を明記します。
<手順>
 1.AWSのアカウントを作成し、クレジットカードを登録。
   途中、Amazonからの電話が掛かってくるので、その際に画面上の4桁の数字を入力する事をしなければならない。
   この作業だけならば、15分程度で完了する。
 2.https://console.aws.amazon.com/console/home
   AWSのホームからEC2を選択し、早速インスタンスを生成する。
 3.EX2では、公開鍵暗号方式での認証を行う為、公開鍵、秘密鍵を作成し、生成された.pemファイルは大事に取っておく。
   おすすめの格納先は、Macならば、下記かな。
   /Users/[ユーザ名]/.ssh/[ダウンロードした.pemファイル]
 4.尚、ダウンロードした.pemファイルは、パーミッションが644設定がされています。
   なので、パーミッションを変更する為に、下記のコマンドを実行します。
   $ chmod 600 [Key Pairsにて作成した.pemファイル]
 5.ここからは、インスタンスの作成に入ります。
   Community AMIsからami-cab507cbを選択し、WordPressの環境が既に出来ているAMIを利用します。
 6.インスタンスのIPは、インスタンスの停止、開始によって都度変更されてしまうので、
   IPを固定する為に、Elastic IPsを設定する事で対応します。
 7.インスタンスを稼働して、WordPressのホームにアクセスすれば、すぐにWordPressが利用できます。

と。ここまで簡単にやってみました。(2時間程度)

//-----------------------以下、別作成手順--------------------------//

ここからが問題で、AMIを利用したは良いのですが、
そのAMIがどの様な構成で稼働するAMIなのかが分からなかったのです。

MySQLの接続情報のファイルが何処にあるのか。データベースは?Apachは?WordPressは?
兎に角どのディレクトrに何が入っているのか分からない。

これではそれを調べるのも面倒だ。
という事で、Linuxの上に載っける所からやろう。と思い立った訳です。
※そういう遠回りもいいと思うのよね。

参考にしたエントリ
WordPressの準備(1) 〜準備するもの
 http://tak86it105.seesaa.net/article/187312207.html
 →準備編なので、AWSWordPressの何も構築しません。

WordPressの準備(2) 〜Amazon EC2を使ってみる
 http://tak86it105.seesaa.net/article/187652833.html
 →AWSLinuxインスタンスを生成し、SSH通信のテストを行う。

WordPressの準備(3) 〜WordPressの構築まで
 http://tak86it105.seesaa.net/article/188304324.html
 →MySQLWordPress、Apach、PHPyumコマンドで任意のディレクトリに構築をしていきます。
  最後にWordPressのホームへアクセスする所で完成。

さて、このエントリで不足しているオペレーションを備忘録として載せます。
1..pemファイルのパーミッションを変更する事。
2.SSH通信を行う際のコマンド
  $ ssh -l [ユーザ名] -p 22 -i [.pemファイル] [Public DNS]
  ※ユーザ名は、上記環境ではrootでの接続は拒否されます。
   なので、ec2-userにて接続を確立し、その先でroot権限のパスワードの変更を実施します。
   $ sudo passwd root
   そして、root権限を有効にする場合は、まず、ec2-userにて接続した後、suコマンドにてroot権限を有効にしましょう。 
3.Linux上で新規ファイルを作成する場合
  $ touch [ファイル名]
4.viコマンドが思い出せなかったので
  viコマンド一覧
  http://www.bnote.net/linux/vi_command.shtml
5.WordPressホームへアクセスするとPHPが実行出来ない旨のエラーが表示された。
  .htaccessファイルを作成し、PHPのバージョンを指定する必要がある。(格納場所は/html配下であればどこでも良い)
  ※ローカル環境での稼働時は、Macなので、PHP実行環境が整っているから気が付かなかったのです。

  エラー時に参考にしたサイト
  http://x.document.secure.ne.jp/tools/php/php.php

以上で、AWSの上にWordPressが載った環境が構築、アクセス可能な状態にする事が出来ました。

この環境で更に目指すものは、jQueryプラグインの共存を目標にCMSをメリットを最大限に活かしたサイト作り。
まずは学生時代に作成したサイトを未だに更新して使って頂いているお店があるので、
そのお店の新しいサイトをこっそり作ってみようかなと。(勿論モバイル版も作成し、そいつはjQuery Mobileを想定)

兎に角、WordPressプラグインを駆使してどの程度のビジネスが発展できるのかを模索したい。
GAE(Google App Engine)ではビジネスの匂いが難しいのだが、WordPressはビジネスの障壁が低いので、手軽に頑張ってみようかなと。