学習メモ:なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか(Part.1)

とりあえず、オブジェクト指向わかったつもりになっている自分に気がついている。

そして、多分、この知識の上に、
デザインパターンと、フレームワークを乗せると、潰れる自分に気がついている。

だから抗う為に下記書籍を読み始めた。

オブジェクト指向に関する書籍は数冊読んだが、何れも私の頭の中では、
「じゃあどうやって大規模システム開発するのさ?」といった回答は得られなかった。

業務でも凄まじくDRYの原則なんて守られていないし、オブジェクト指向は其処にはほぼなかった。
(改修する側が苦戦する事ばかりであるし、ブランチを切りまくるからマージが大変。)

http://www.amazon.co.jp/dp/477412222X

まずは、
MacBook Airを持って晩飯を食べながら第二章の簡単なじゃんけんプログラミング(非オブジェクト指向)を叩く。

よくある手続きをタタンとすれば出来上がり。

後は、これをオブジェクト指向を適応して、おー便利じゃん!早いじゃん!を体験するのが、本書の目的らしい。


自分の過去と経験から共感できる内容が記載されていたので、メモ

本書P.19より
プログラミングの為の3ステップ
 1.コンピュータに行わせたい事を理解する。
 2.理解した事を説明出来るレベルまで整理する。
 3.コンピュータに解る言語へ翻訳する。

新人さんたちには、上記のように3ステップさ!と笑って言ってあげられるようになりたいね。

そういえば、昔、
あるSIerインターンシップへ行った事があって、(そういえば夏の暑い頃だった)
そこのエンジニアの方と会話をした事があった。

彼は登山家のような風貌であったが、腕っ節一本で生きているエンジニアだ。
彼はプログラマーである事に誇りを持っていたし、生涯現役さと笑って立ち向かっていた。

彼はプログラムのプの字も本でしか知らない私たちにこういった。

「君たち、何もプログラミングってのは難しい事じゃない。
そのまま処理を教えてやって、条件で分けてやって、必要なだけ繰り返してやる。
ただ、それだけなのさ。何も怖いことじゃない。」

私はそれから数年後、システムエンジニアを目指すようになった。

今の私の姿を見て、彼は私を笑うだろうか?
私は彼に誇れるだけの仕事をしているのだろうか?

何年経っても足りない事が多過ぎる。それだけははっきりしている。
だからこそ、学ぶ価値がある。

失敗だったら失敗で私の人生らしいと笑ってやる事にする。
やらずに逃げてしまっては、未来の私は、きっとその時の私を許さないだろうからね。

なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング

なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング