学習メモ:はじめての上流行程をやり抜くための本(Part.1)

次案件なのだが、上流行程からの仕事に参画出来る可能性がある。

その為、もし参画出来る場合に困らない為にも、
他の書籍の優先度を下げて、以前購入していて優先度を下げていた本書をミスドで読む事にする。

黙々。もぐもぐ。
(※ポンデリングはおいしいなぁ。さぁ、読もうか。)

もう一度言葉の定義を再確認しよう。

1.Systemとはなんぞや?
個々の要素が互いに影響し合って、全体として一つの機能を果たしているもの。

上流工程では、
 システムでは、特定の組織の目的を果たす為の業務の仕組み。
 情報では、正確なデータをニーズに合ったタイミングで加工して受け手に提供し、意思決定や行動に役立てる。

業務の捉え方。
 物流の専門家は、業務の仕組みを「物の流れ」で認識し、整理する。
 経理、財務の専門家は、業務の仕組みを「お金の流れ」で認識し、整理する。
 よって我々は、情報システムの専門家であるからして、業務の仕組みを「情報の流れ」で認識し、整理する。

 以上より、業務を連携させる媒介として「情報」に着目しなければならない。

上流エンジニアが求められる視野
 業務機能がどんな情報で連携して組織の目的を果たしているのかを考えなければならない。
 (個別のシステムを理解した所で、全体のシステムは理解出来ないし、それ以上の上の組織の目的を理解する事は出来ない。)

 上記を改めて適切な手段と組み合わせ設計する。
 そして、新しいビジネスモデルを提案しなければならない。

上流工程を引き受ける為には
 1.競合企業のモデルに対する優位性
 2.現在劣っている点
 3.改善可能な業務
 4.その会社では実施しにくい業務
 上記を調査・検討・提案、そして相談・調整しなければならない。

はじめての上流工程をやり抜くための本~システム化企画から要件定義、基本設計まで (エンジニア道場)

はじめての上流工程をやり抜くための本~システム化企画から要件定義、基本設計まで (エンジニア道場)