学習メモ:はじめての上流行程をやり抜くための本(Part.2)

我々が事前準備として必要なのは下記5点。

1.業界動向
2.組織
3.人
4.システム(業務+コンピュータシステム)
5.技術動向

1.業界動向を押さえる。
 日経文庫業界研究シリーズを読破する事。
 業界雑誌を1年分目を通し、トレンド、課題を認識する事。
 産業経済紙を読む事。

 上記を理解せずに上流工程に携わるのと、理解して携わるのでは、
 開発工程においても得られる学びの質が異なる。

2.組織を押さえる。
 組織モデルの分類体系は3種類で考える。
 (1)ライン組織とスタッフ組織
 (2)定常組織とプロジェクト型組織
 (3)フォーマルな組織とインフォーマルな組織

 (1)の場合、支援する組織によって顧客が求める価値が当然異なる。
  ・ライン組織の場合
   市場におけるその企業の競争力に直結する。
   結果として、対面や納期を重視する。

  ・スタッフ組織の場合
   経費削減の観点からコスト重視で判断される事が多い。

  結果として、自分が支援する組織が、その企業の何れの組織を支援するのかを理解する事。
  さぁ、顧客の喜ばれる仕事をしよう。

・・・・(中略)・・・・

聞きたい事だらけになる為の準備をしなければならない。

技術動向を把握する際は、「経営」、「事業上の価値」を常に思い浮かべながら、
 ・何が新しいのか。
 ・経営の観点では、どのような価値が付加されるのか。
 ・どんな業界でどう使うと、どんな効果を発揮するのか。

お店が混んできた為、退店。

はじめての上流工程をやり抜くための本~システム化企画から要件定義、基本設計まで (エンジニア道場)

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