学習メモ:日経SYSTEMS2012.07

今月の日経SYSTEMS2012.07では、
特集3として、「ついに公開話題の無償PMツール」が掲載されている。

私の場合は、先月に既にIPAにて上記ツールの稼働環境は構築を済ませたのだが、
検証過程には至っていない為、何ともいつもながらにして中途半端である。
※現在は別サービス検証中の為、PMツールの検証が出来ないのが不満。

私は以前から、人間が行わなくてよい作業は何か。といった所を常に気に掛けている。
そして、可能な限り、やってみたいのでやらせて下さい。と提言をする様にしている。
ただ、運用リスクが残っている為、それさえクリアすれば問題なく波に乗るはずなのだ。

TestLinkも然り、PMツールも然り、リバースエンジニアリングの類も然り、
一生懸命ドキュメントを修正している姿は、我々のあるべき姿なのだろうか。
文章ばかりのドキュメントに、どこまでの必要性があるのだろうか。
私は契約とは解っていながらも、その辺りが未だに不満である。

本題。
雑誌の画像を添付する訳にもいかないので、重要なポイント、構成のみ備忘録として残す。

定量的プロジェクト管理ツールで出来る事は何か?
 1.進捗管理
 2.課題管理
 3.メンバー負荷(作業時間)管理
 4.不具合(障害)管理

いずれにしても見える化が半自動的に行われる為、
運用ルールさえ定められれば、残念なエクセル管理から開放されるのではないか。
※困った事に、別企業と開発を共にする場合は、運用をより具体的に定めて置かなければならない。

・ツールの構成とIPO
 <必要なデータ(I)>
  1.WBS
  2.担当タスクの進捗状況
  3.ソースコードなどの成果物

 <管理(P)>
  1.プロジェクト管理ツール(RedmineTrac
  2.構成管理ツール(Subversion、GIT)

 <集計>
  1.ETLツール(Pentaho)

 <振る舞い(O)>
  1.BIツール(Eclipse BIRT/BIRT Report Viewer)

・所感
 私はあまりにも原理原則を追い求めすぎたのかもしれない。
 結果、私は何が得られたのかというと「既知」という状態だけである。

 原理原則を追い求め過ぎるのは止める。
 ある時きっと、必要になる時がやってくる。その時に深掘りすれば良い。

 今は、いかにして生産性を向上させ、無駄を省くか。
 そこにだけに注力したい。

 私の目の前の目標の一つとして、PMを陰ながらサポートできる人になりたいのだ。